2022年07月18日

なまはげ館

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角館の翌日に訪れたのが秋田県男鹿半島のあるなまはげ館。国の重要無形民俗文化財にも指定され、男鹿半島の民俗行事としても知られるなまはげの歴史資料などを展示。実際のなまはげも多数展示されていました。
「ウォー。悪い子はいねがー」と、大晦日の夜に鬼のような面を着けて藁の衣装に身を包んだ若者が家々を回ると子供らは「いい子にしてます」と泣き叫ぶ。実はこの地域の伝統行事「なまはげ」の伝承に"黄信号"がともっています。少子高齢化により、なまはげ役を務める20代の若者が少なくなっているためで、行事の実施を見送ったり、高齢者が代役となったりする集落も増えています。かつては男鹿半島の殆どの集落で実施されていましたが徐々に減少し、今は半数以下に減っています。
男鹿市はなまはげ離れを食い止めようと町内会への交付金制度を創設し、なまはげを実施する町内会に一律1万円と1世帯あたり300円の補助金を支給し伝統継承の動機付けを図っています。それでもなまはげを復活させる町内会は僅かです。喧しいし藁が散らかるので来てほしくないと言う家庭も増えているみたい。ここを訪れた2019年以降もコロナがそれに追い討ちを掛けているみたいです。
この日のなまはげ館はお客さんが少なく、館長がいろいろ説明してくれました。その館長も子供の頃にはなまはげに泣かされ。20歳以降は何度もなまはげ役を担ってきた人です。


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2022年02月23日

角館

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田沢湖の次に訪れたのが角館(かくのだて)。今回の東北旅行の二泊目の地です。角館は秋田県仙北市にある「みちのくの小京都」です。現在も藩政時代の地割が踏襲され武家屋敷等の建造物が数多く残されており、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
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京の公家である高倉永慶の実子義隣が永慶の妻の実家である佐竹家へ養子として送られて佐竹義隣となり、1650年頃から角館を統治し始めました。そして2代目の佐竹義明も公家の西郊実号の娘を正室に迎えた事から、角館には多くの京文化が移入されることになりました。角館には小倉山などの京に因んだ地名が多いです。公家の出である義隣らが京を懐かしんで付けたみたいです。小京都は日本のあちらこちらにありますが、これとよく似た経緯でできあがった小京都が他にもありそうな気がします。


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2021年10月03日

田沢湖

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田沢湖は秋田県仙北市にある淡水湖です。雄物川水系に属する日本で最も深い湖で、日本で19番目に広い湖です。県立自然公園に指定されていて日本百景にも選ばれている景勝地です。中尊寺の後に訪れました。
昭和6年の調査では摩周湖に迫る31mの透明度があり水産生物も豊富でしたが、発電所の建設と農業振興目的で玉川と繋いでしまったため玉川温泉の強酸性の水を導入する結果となり酸性化が進行してしまいました。 酸性化が進行すると水力発電所施設の劣化も促進され、農業用水も酸性化し稲作に適さなくなりました。愚かな行政です。その後、農業用水(田沢疎水)の取水位置の変更や取水用水の中性化も行われ、昭和47年から石灰石を使った本格的な中和処理も始まり、平成3年には抜本的な解決を目指して玉川酸性水中和処理施設が本運転を開始しました。そして湖水表層部は徐々に中性に近づいてきました。しかし平成12年時点で水深部も含めた湖全体の水質回復には至らず、平成27年の湖底調査では水深70mまで日光が入り込むほど透明度が高くはなってきましたが湖底が成分は不明の白い沈殿物で覆われていて湖底の生物などは確認できていません。戦前には生息していたクニマス・ヒメマス・ウグイ・アメマス・ギギ・イワナ・コイ・ナマズ・ウナギなどが戻ってきて本来の田沢湖の姿を取り戻せるかどうかは微妙な状況です。
田沢湖には辰子伝説​があります。若さと美しさを永遠に保ちたいと願い、お告げに従って泉の水をがぶ飲みして龍の体になった辰子と八郎がやがてめぐり合って夫婦になったという伝説です。海に近い湖「八郎潟」の主で辰子と同じように人間から龍へと姿を変えられた八郎太郎が、山の湖「田沢湖」の主である辰子に魅かれ、辰子もその想いを受け容れ、それ以来八郎は辰子と共に田沢湖に暮らすようになり、主のいなくなった八郎潟は年を追うごとに浅くなり、主の増えた田沢湖は逆に冬も凍ることなくますます深くなったそうです(^-^;
田沢湖の北岸にある御座石神社には辰子が龍になるきっかけとなった水を飲んだと言われる泉があり、田沢湖の湖畔には辰子伝説にまつわる像が4体あります。この写真は漢槎宮近くにある舟越保武作の「たつこ像」です。他に、湖の東岸にある「辰子観音」・北岸にある「姫観音像」・御座石神社境内にある「たつこ姫像」があります。


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2021年05月05日

中尊寺

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毛越寺の後に夫婦で立ち寄ったのが中尊寺です。中尊寺は毛越寺と同じ平泉町にある天台宗東北大本山の寺院です。平安時代の美術・工芸・建築の粋を集めた金色堂が有名です。中尊寺境内は国の特別史跡に指定されていて、2011年には毛越寺などと一緒に世界遺産に登録されています。
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源義経が29歳の時に武蔵坊弁慶と共に平泉へ逃避行したのが1187年。衣川の河原で義経を守るために獅子奮迅の働きをした弁慶が全身に矢を受け寄せ軍兵を睨み据えて絶命した「弁慶の立ち往生」で有名な場所です。義経は1174年から6年間、16歳から22歳まで平泉で過ごしています。 その時代の平泉は京都の文化にも引けを取らない平泉文化の成熟期を迎えていた頃でした。藤原秀衡が造営した無量光院は宇治の平等院にも引けをとらない壮大さと優美さがあったらしいです。秀衡の遺骸はミイラとなって現在も平泉にあり、中尊寺金色堂須弥壇の金棺内に納められています。世界遺産だからというよりも、義経・弁慶終焉の地を巡る旅として平泉を訪れる人の方が多いような気がします。



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2021年04月15日

毛越寺

毛越寺(もうつうじ)は岩手県平泉にある天台宗の寺院です。毛越寺庭園とともに世界遺産に登録されています。850年頃に円仁が創建してから何度も消失と再建を繰り返しています。1954年(昭和29年)から全面的に発掘調査され、現在の毛越寺の境内にある金堂などの遺跡は旧来の姿をとどめていて保存状態も良好なことが判明されています。
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2019年11月に夫婦で伊丹空港からANA青森行きに乗り、レンタカーで東北を巡った旅行の初日が遠野。そして二日目が毛越寺でした。一年半ぶりの投稿です。こんなに投稿期間が開いてしまったのはコロナのせいだということにしておきます(〃´∪`〃)ゞ


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2020年02月08日

遠野

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遠野(とおの)市は岩手県内陸部にある都市で「遠野物語」の舞台となった町です。
「遠野物語」は柳田国男が1910(明治43)年に発表した、岩手県遠野地方に伝わる逸話や伝承などを記した説話集です。佐々木喜善(遠野地方土淵村出身の民話蒐集家)により語られた遠野地方に伝わる伝承を柳田が筆記・編纂する形で出版され、日本の民俗学の先駆けとなった作品です。 遠野物語における遠野は、広義には上閉伊(かみへい)郡や釜石市などの隣接地域も含まれ、その地で起きたとされる出来事も取り上げられています。内容は天狗・河童・座敷童子など妖怪に纏わるものから、山人・マヨヒガ・神隠し・臨死体験、あるいは祀られる神とそれを奉る行事や風習に関するものなど多岐に渡ります。
2019年11月、二泊三日の夫婦東北地方旅行は伊丹空港から青森空港まで行き、そこからレンタカーで南下して平泉と角館で宿泊し、時計廻りで気まぐれにあちらこちらへ立ち寄るパターンです。


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2020年02月01日

ボンバルディアQ400

通称Q400、正式名称ボンバルディアDHC8-Q400はカナダ製の高性能ターボプロップエンジン航空機です。
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Q400は従来のプロペラ機に比べて使用燃料・排ガス量ともに大幅に削減され環境にも優しく、短中距離のフライトではジェット機に匹敵するスピードで飛ぶことができます。それに翼が胴体上部に取り付けられているので、視界が遮られることなく存分に空からの景色を楽しむことができます。
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DHCはデ・ハビランド・カナダの略で、この飛行機を開発したメーカーの名前です。ボンバルディア社に買収され、現在も製造されています。それとQは英語のQuiet(静か)の意味で、飛行機から音波を出して機内に入ってくるプロペラによる騒音や振動を小さくしています。日本でもかつてYS-11で飛んでいた路線や、場合によってはボーイング737やエアバス320といった比較的コンパクトなジェット機で運行していた路線でQ400が活躍しています。
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これは2019年11月に伊丹空港でANA青森行きに夫婦で搭乗する時の写真です。オープンゲートを使うことが多く、このように飛行機まで歩いて搭乗しました。乗客74人乗りの小さな航空機ですが、乗用車に例えると軽自動車の最高級グレードのような感じがしました(*^^)v


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2020年01月30日

岩合光昭

岩合光昭は、東京都出身の動物写真家です。父の岩合徳光の助手としてガラパゴス諸島を訪れた際に動物写真家を志し、猫などの身近な動物から世界各地の野生動物まで様々な題材を取り上げています
1979年、アサヒグラフに連載された「海からの手紙」で第5回木村伊兵衛写真賞を受賞しています。 また、1982年からタンザニアに滞在して撮影した写真集「おきて」が、世界中でベストセラーにもなっています。2019年公開の映画「ねことじいちゃん」では映画監督にも初挑戦しています。
2019年8月に、京都伊勢丹7階の美術館での彼の写真展「こねこ」へ夫婦で行ってきました。
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同月に、姫路市書写山の麓、夢前川の畔にある美術館「 書写の里・美術工芸館」にも行きました。
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ここでは写真展「ねこといぬ」を鑑賞。
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その近辺で夢乃そばを食べ、
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ヤマサ蒲鉾の「かまぼこ工房 夢鮮館」にも立ち寄って、
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2019年は暑〜い夏を涼しく楽しめるお出かけばかりしていました(*^^)v




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2019年11月27日

床瀬そば

兵庫県豊岡市の蕎麦といえば一番に思い浮かぶのは出石町の蕎麦ですが、竹野町にも有名な蕎麦屋さんがあります。その一つが床瀬蕎麦です。
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本格的な手打ち蕎麦で、少し柔らかめです。塩胡椒で焼いた鶏肉の松葉(V字の細めの骨についた鎖骨部分の肉)と一緒に食べるのが定番みたいです。
食レポは苦手なので、これくらいにしておきます。ドライブやツーリングで立ち寄るポイントとしてお薦めです。
コウノトリ但馬空港とあさご芸術の森美術館のついでに立ち寄りました。


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2019年10月23日

あさご芸術の森美術館

7月14日にはコウノトリ但馬空港の前に「あさご芸術の森美術館」にも行っています。
ここは1999年に開館してから20年になります。その記念展として「はしもとみお 木彫り展 ‐森で見つけたどうぶつたち‐」が開催されていました。
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はしもとみおは1995年の阪神淡路大震災を経験しています。その経験から彼女は「失われていく命」に強い関心を示し、素材のクスノキに新たな命を吹き込み、犬や猫などの姿に変え、今に蘇るという作風で有名になりました。
鑿(のみ)痕が残るような作品ですが、彫刻という形の永遠の命を与えられた動物たちからは「芸術作品」を超越した存在として一層の輝きを増しているような感じが伝わってきます。人間のエゴが感じられる剥製とは一味違います。
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美術館を出てすぐの公園には、こんな干支の勢ぞろいしたような像があります。でも、よく見ると干支ではないみたいです。
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公園の隣には奥多々良木水力発電所があります。ここは国内最大発電量を誇る水力発電所だそうです。


posted by だいちゃん at 20:10| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする